■豊橋のモダンな仏壇店blog › イベント(お盆・お彼岸・など)
仏壇屋に入ったことありますか? 「敷居が高そう」 「うす暗そうだし、なんだか入りにくい」
  そんなことないですよ 笑 
そんなイメージを覆すお店つくりを目指しております。お気軽にご来店ください。
現代仏壇ギャラリーメモリア豊橋店 HP www.memotoyo.jp


2023年07月14日

7月14日の記事


こんにちは
今回はお盆について



お盆はいつ
全国的にお盆の期間は8月13日から16日です。2023年(令和5年)は8月11日の金曜日が「山の日」で祝日、12日の土曜日が休日の場合、13日の日曜日からお盆休暇が始まり、そのまま16日の水曜日まで休暇を取らなくても、6連休になります。17日(木)と18日(金)に有給休暇を取れたら、最大10日間連休です!新型コロナの対策が緩和されて初めてのお盆。久しぶりに帰省して、家族みんなでのんびり過ごすのはいかがでしょうか?

山の日8/11
2016年(平成28年)から設けられた最も新しい国民の祝日です。日本の国土の7割近くをしめる山と向き合い、山との共存、共生を図り、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日と定められました。

お盆 8/13~8/16
お盆休みは祝日ではありません。伝統的な年中行事のため、時期は地域によって異なります。全国的に8月13日~16日の4日間がお盆の期間とされていますが、東京や神奈川県、函館、金沢、静岡県の都市部では7月13日~16日をお盆とし、沖縄や奄美地方は旧暦7月13日~15日に合わせて行われます。

お盆とは
お盆は日本の伝統的な行事です。仏教が日本に伝わる六世紀半ば頃より前から、日本人はご先祖様を祀る祖霊信仰が深く根付いていました。亡くなった人の魂は家族から祀りを受けることによって、哀しみや苦しみなど心を縛りつけるものから昇華され、浄化した魂は山の高みへと昇り、子孫を見守る存在になると考えられていました。日本民俗学の創始者と言われている柳田國男氏の著書『先祖の話』では、ご先祖様の魂はお盆と正月など家に招かれて、食事をともにし交流しあうと記されています。夏の長期休暇を海外旅行や行楽に使うのも良いですが、ご先祖様に感謝する気持ちは忘れたくないですね

お盆は何をするの
13日を「盆入り」と言います。仏壇やお墓を掃除したり、盆棚を飾ったり、お供えなどの準備を整えて、夕方になったら門前で迎え火を焚いてご先祖様をお迎えします。「中日(ちゅうにち)」となる14・15日のいづれかで僧侶にお経をあげてもらい、家族や親戚が集まって会食をします。16日は「盆明け」であり、夕方に迎え火と同じ場所で送り火を焚いて、ご先祖様の霊を見送ります。有名な長崎県の伝統行事「精霊流し」のように、15日の夜に行う地域もあります。

お盆に準備するものは
盆提灯は帰ってくるご先祖様を照らして、道しるべになると言われています。家紋入りのものや中でクルクルを絵柄が回るものなどありますが、最近は小さなコードレスタイプが人気です。モダンなデザインの盆提灯は、日常でもインテリアランプとして飾れます。

お盆の期間はご先祖様にお供えする専用のお膳セットがあると便利です。食器とお箸をお盆にまとめて置いて、そのまま運べます。昔は精進料理をお供えしていましたが、夏の暑さで食材が傷む心配もあるので、ちりめん細工の精進料理が人気です。手のひらサイズなのに、細部まで丁寧に作り込んでいて、美味しそうな見た目に驚かされます。

ギャラリーメモリアでお盆の準備をしませんか?ご紹介した以外にもお線香やローソク、お供えの造花など取り扱っています。ぜひお越しください。
  


2023年07月14日

7月14日の記事

こんにちは

少し早いですが 今年の
提灯おさめ・魂まつり の
お知らせです。


日付:8月25日㈮
    14:00~18:00
    (魂まつり法要は18:00から公園ステージにて)
場所:松葉公園
主催:豊橋仏教会






  


2023年03月17日

お彼岸

こんにちは
もうすぐお彼岸ですね
お彼岸について少し 




春のお彼岸は春分の日を中心に前後3日間、2023年ですと3月18日~3月24日までの計7日間がこれにあたります。

仏教ではご先祖側の世界を「彼岸(ひがん)」、私たちが生きる世界を「此岸(しがん)」と呼び、彼岸は「西」に此岸は「東」に位置するとされています。

春分の日は昼夜の長さが同じになり、太陽が真西に沈んで行きあの世とこの世の距離が近づくことから、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えるためにお墓参りをしたり、仏壇にお彼岸のお供えをする習慣が出来たと言われています。




春のお彼岸にはぼたもちをお供えするのが一般的ですが、どうしてぼたもちをお供えするのでしょうか。その理由には材料である小豆の「赤い色」が関係していました。

その昔縄文時代では、自身に降りかかる災いを移す人型として作られていた土偶の顔に、赤い顔料を塗り災害や病から身を守っていました。それは「赤」が「魔除けの色」だとされていたからです。

そのため小豆の赤い色も同じように、家族や大切な人を災いから守る厄除けの願いを込めて、お彼岸にぼたもちがお供えされるようになったと考えられます。

お彼岸に向け お線香や蝋燭販売しております。
お気軽にどうぞ




  


2022年06月03日

2022年のお盆

こんにちは

今回は お盆についてです



今年のお盆は

2022年(令和4年)のお盆は、8月13日(土)から16日(火)の期間です。江戸時代から年中行事として定着しているお盆ですが、地域によって時期が違うのをご存知でしょうか。ほぼ全国的に8月をお盆としている地域が多いですが、都市部の東京・横浜・函館や、静岡・栃木・山形・石川などの市街地は新暦の7月をお盆に、沖縄と奄美地方は毎年変わる旧暦の日程(2022年は8月10日(水)~12日(金))としています。

お盆とは 由来
お盆とは、日本古来の祖霊信仰と仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)が重なり合った行事です。


日本最古の祖霊信仰
6世紀頃に仏教が伝わる前から、日本人は山や滝、大樹などの自然物を神格化したり、太陽や雷といった自然現象に尊敬と畏怖の念を感じて祈りを捧げていました。家の中でも厠神や竈神など八百万の神々がおらり、まるで無意識に神々を祀っています。「亡くなった祖父が草葉の陰から見守っている」など耳にしたことはないでしょうか。亡くなった人の霊魂が里を見渡す山にとどまり、子供たちの祀りを受けて歳月とともに浄化され、子孫を見守る神様になるという祖霊信仰です。お盆とお正月にご先祖様の霊をお迎えし、手厚くもてなして慰めます。お盆が仏教式でお正月が神道式になっていますが、この二つの行事はほぼ同じ意味合いを持っているのです。


仏教の盂蘭盆会
古代インドで始まった盂蘭盆会は、疫病で亡くなった人の霊を祀るものだったそうです。中国から日本に伝わる過程でお釈迦様の教えを説いた「盂蘭盆経」が創作されたという説があります。「盂蘭盆経」はお釈迦様の弟子の一人、目連尊者(もくれんそんじゃ)の説話です。目連尊者が修行をしていると、亡くなった母親が餓鬼道に堕ちているのを見付けました。餓鬼道は常に飢えと渇きで苦しむ世界です。助けようして食べ物を持って行きますが、口に入る前に燃えてしまいました。どうすればよいかと問う目連尊者にお釈迦様は、7月15日に修行を終えたすべての修行僧に食事を振舞うように仰いました。その通りにすると、修行僧達の喜びが伝わって母親を餓鬼道から救うことが出来たそうです。

祖霊信仰と盂蘭盆経には「親孝行をする」「食事」という共通点があり、受け入れやすかったのだと思います。日本で最初の盂蘭盆会は、606年に推古天皇が催されたのが始まりと言われており、江戸時代には庶民の年中行事として日本各地で定着しました。


お盆の過ごし方  迎え火 送り火
盆の入りとなる13日の午前中に、精霊棚(しょうりょうだな)または盆棚といわれる祭壇を作り、ご先祖様の霊を迎える準備をします。飾りつけは地域や宗派によって異なります。精霊棚に真菰(まこも)のゴザを敷いて四隅に葉のついた竹を立てます。竹の上部にしめ縄を張って結界を作り、ホオズキや昆布、素麺などを吊るします。位牌を精霊棚の中央奥に安置して、香炉と花立、燭台を置き、季節の野菜や果物、精進料理、水の子、ミソハギをお供えします。精霊棚の横に盆提灯を飾ります。精霊棚を作るスペースがない場合は、仏壇の前にお供えを置いて精霊棚を兼ねても構いません。キュウリを馬に、ナスを牛に見立てた精霊馬(しょうりょううま)をお供えします。どちらもご先祖様の霊が「あの世」と「この世」を行き来する乗り物です。足の速いキュウリの馬は早く家に来られるように、ナスの牛はお供えを積んでゆっくり戻れるようにという願いが込められています。精霊棚を設えたら、お墓参りをします。昔は先祖代々の土地に家もお墓もありましたが、現代では遠く離れていることも珍しくありません。その場合はお盆の前にお墓参りをすませておくと良いでしょう。夕方になれば、家の門口や玄関先で迎え火を焚いてご先祖様の霊をお迎えします。迎え火は焙烙(ほうろく)という素焼きの皿の上で苧殻(おがら)を燃やします。苧殻は麻の皮をはいだ茎のことで、麻は魔除けとして古くから用いられてきました。迎え火には、ご先祖様の霊に家の場所を知らせるとともに邪気を払って清浄な空間を作る意味があるのです。


※所説ございます。  


2022年03月10日

3月10日の記事

こんにちは

もうすぐお彼岸ですね

3月21日(月)の春分の日を中日(ちゅうにち)として、前後の3日を合わせた7日間となります。仏教では、生きている人のいる「この世」と亡くなった人のいる「あの世」が、三途の川で分かれているとされています。彼岸とは、三途の川の向こう側になる「あの世」であり、仏様のいらっしゃる悟りの世界です。

仏教行事におけるお彼岸は、悟りの世界へ渡るために厳しい修行を積む期間でした。また、春分の日には太陽が真東から上がって、真西に沈みます。西方の十万憶土かなたに阿弥陀如来のいらっしゃる極楽浄土があると考えられており、真西の夕日に向かって念仏を唱えれば、極楽浄土へ導かれるとされています。

厳しい修行をするお彼岸は、いつしかご先祖様を供養する日として人々の生活に定着しました。お彼岸には仏壇を丁寧に掃除したり、お墓参りをしてお経を上げてもらったりします。
当店ではお彼岸に向け お線香販売中
お気軽にどうぞ



  


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